新卒Rubyエンジニアがオススメする実務で役にたった技術書5選

こんにちは、18年新卒エンジニアの@sean0628_iです。 早いもので今年ももう12月、Enigmoにジョインしたのが今年の春なので、気がついたら入社してから半年ほどが経っていますね。。。

さて、12月といえばAdvent Calendar の季節ですねー笑

今年はEnigmoも初めてAdvent Calendar を公開することとなりました。 というのも、新卒の私が「面白そうだなぁー。」、とボソッと呟いたところ、部長殿から「やってみたらー。」、とOKをいただきましたので、 他のメンバーにもご協力をいただき、Enigmo Advent Calendar 2018 を公開することになりました。

記念すべきEnigmo Advent Calendar 2018の1日目は、文系学部から新卒でエンジニアになった私が今までに読んで、実際に業務で役に立った技術書5選をお届けします。

そもそもAdvent Calendarとは?

さっきから、「”Advent Calendar”とか、横文字多用しやがって。」、という方、大変失礼しました、、、ご説明します。

Advent Calendar とは、元々クリスマスまでの日数を数えるためのカレンダーで、日ごとに小さなポケットを設け、そこにお菓子を入れて楽しんだりするものだそうです。

数年前からWeb 業界の企業ではではそれに倣って、クリスマスまでの25日間記事を公開するようになりました。 つまり、我々が意味するAdvent Calendar とは、25日間記事を公開し続けるという言わば苦行のことです。 ただ、エンジニアとして新たな知識の習得、既知の知識の共有は避けられません。 ということで、今回は苦行を断行します。

* なお、苦行ゆえ時々お休みすることもあるかと思いますが、その点はご容赦いただければと思います。

オススメの技術書5選

1. プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで (Software Design plusシリーズ)

こちらの本は、知人の勧めで入社する前に読みました。当時は本当にRuby初心者、というかプログラミング言語初心者でした。 そんな私でも途中で挫折せず、Rubyを学べたのはこの本のおかげかなぁと。

この本では実際に手を動かして学習することが出来ます。 ひたすら読むだけだと飽きてしまいますし、言語習得のためには実際に手を動かすのが一番かとも思います。 そういった意味でこの本はオススメです。

2. Ruby on Rails 5アプリケーションプログラミング

上記の本でRubyを一通り学んだ後、こちらでRails を学びました。

もし、アプリ作成の一連の流れを知りたいということであれば、Rails tutorial がオススメです。

一方で、 この本では、Rails 組み込みのメソッドや、Rails の仕組みが事細かに紹介されています。 Rails を体系的に学びたいという方や、Rails tutorial やったけどもう少し深くRails を知りたいという方にはこの本がオススメです 。

3. Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門

この本は入社直後、研修の一環で読みました。

当時は、午前中に本を読み、午後に実務でアウトプットするという形式でした。右も左もわからず、テストを書くのが本当に嫌いでした笑 しかし、この本で基礎を学び、実務でのテストコードの実装を重ねた結果、今ではテストを書くことが苦ではなくなりました。 さらには、テストコードがないソースコードを見ると不安を覚える身体になってしまいました笑 とてもわかりやすいのでオススメです。

4. スッキリわかる SQL 入門 ドリル215問付き! (スッキリシリーズ)

実務では主にRuby on Rails を使用しているのですが、事あるごとにSQLの記述に迫られます。

ちなみに、Enigmoのメンバーは、エンジニアに限らず殆どの人がSQLを扱う事ができます。 もともとマーケティング業界でインターンシップをしていた私には、これがとても衝撃でした。

ともかくも、この本が良かった点はブラウザ上に環境が整備されているので事前の準備が不要で、すぐにSQLを学習できたということです。 実践問題も付いているので、この本一冊でSQLの基本をしっかりと身に付けることができると思います。

5. リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

プログラミングを進める上で必要な命名規則、コード記述の作法に関して学びました。

正直に話すと、プログラミングを初めて1ヶ月くらいの時にこの本を読みました。 その時は、大した気づきもなく「レビュー高い割に、ふーん。」、くらいな感想しかありませんでした。 しかし、つい最近読み返してみると、当たり前だけど現状できていないことが多く記述されていることに気がつきました。

Enigmoのエンジニアの卓上でもちらほら見かけますし、一読の価値はあると思います。

所感

駆け足になりましたが、新卒の私がオススメする実務で役立った技術書5冊上げてみました。

これまでに読んだ本で他にも紹介したい良書はたくさんあります。オブジェクト指向の話とか、DB設計の話とかたくさん。 しかし、今回は日々Rubyを扱うエンジニアとして、言語系で実務に役立った本に的を絞り紹介してみました。 また機会があれば、他の良書も紹介したいと思います。この辺で、Enigmo Advent Calendar 2018 1日目終わりたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。