エンジニアインタビュー QAエンジニア編 ~「BUYMA」のQAの取り組みや今後の展望~



今回はQAエンジニアのインタビュー記事です。
エニグモのQA業務の詳細や、QAチームが抱えている課題や今後の展望などについてお話を伺いしました。ぜひご覧ください!

インタビュイープロフィール:K.I  

ソフトウェア検証(第三者検証)企業でクライアントの様々なプロダクト・サービスの品質管理業務に携わり、2019年にエニグモに1人目の専任QAエンジニアとして入社。

どのような業務を行っておりますか?

BUYMA」を中心とした エニグモの自社サービスの、Webサイトやアプリの品質保証に関する業務を担当しています。

私が所属するチームはサービスエンジニアリング本部というエンジニア組織のQAチャプ

 


ターです。現在QAチャプターの専任エンジニアは1名体制です(2023年6月15日時点)。 
チャプターとは専門性を持ったエンジニアのチームで、QA以外にもフロントエンドチャプターなどがあります。

具体的な業務はQAエンジニアとして、担当プロジェクトの上流工程から関わり、仕様の段階から不具合がないかを確認し、テスト項目を開発側と決めて、開発が始まればテストを行います。また自動テストは Autify を利用しており、会員登録・購入・発送などのシナリオを毎日実行して、Slack へテスト結果を通知しています。

直近関わったプロジェクトは、他社との配送サービスの連携や出品者向けの新規画面の開発などを担当していました。

 QAエンジニア1名体制で、どのようにエニグモ全体のQA業務に対応してますか?

もともとエニグモは専任のQAエンジニアがいない時期の方が長かったこともあり、開発のフローにテストやQAの視点が組み込まれており、ディレクターや開発者がテストを含めた開発や設計を行っていました。
大中規模のプロジェクト、特にiOS、決済など、不具合があった際、影響が大きいプロジェクトを中心にQAエンジニアの私が担当しておりますが、QAエンジニアがいる前提でないプロジェクトもあります。


プロジェクト参加の流れを教えてください。開発者やディレクターと関わりながらどのように進めていますか?

参加の流れは、開発者やディレクターから依頼があり、そこで開発スケジュール(リリースの予定や、テスト・開発の期間)を確認します。さらに、ミーティングでより詳細の内容をドキュメントやデザインを見ながら、QAなりの観点で他の機能との不整合がないか、考慮漏れしている画面がないかを確認します。
その後テスト設計や実施を進め、不具合があればチケットを起票して開発者と共有しています。

また、所属するプロジェクトの朝会や定例に参加し、その日の作業や抱えている課題の共有を行います。スプリントの終わりには振り返りを行っています。
開発者やディレクターとは常にコミュニケーションがとれる状況で、不明点があれば、slackやzoomなどですぐに確認ができます。リモートで勤務しているメンバーが多いですが、あまり出社時と変わらない環境で開発を進めています。

 

 現在のQAチームの課題と今後の展望を教えてください。

BUYMAの開発チームはドメインごとに主に4つに分かれています。具体的には、出品者向けの機能を開発するチーム、購入者向けの機能を開発するチーム、モバイルアプリチーム、決済や配送の開発を行うチームです。

それぞれ、開発者やディレクターが所属しておりますが、QAは現在私1名なので、QAエンジニアが上流から入れていないプロジェクトがあることや、案件が重なった時にプロジェクトのリリースを調整する必要があることが課題です。

今後の展望は、QAチームを拡大し、ゆくゆくは各ドメインチームに最低1名ずつQAエンジニアが所属する体制にしたいです。QAエンジニアが全ての開発案件に上流の設計フェーズから関わり、プロダクト全体の品質向上を目指したいです。

さらに、そういった体制になることで、プロジェクトアサイン時に必要な、ドメイン・開発機能のキャッチアップのプロセスが短縮化することで、QAのみでなく開発プロジェクト全体の開発サイクルが速くなることを期待しています。

 

最後に

現在、QAエンジニアも募集しておりますので、ご興味をお持ちいただけましたらお気軽にエントリーください。ぜひお話ししましょう!

QAエンジニア以外も、エニグモでは技術課題の解決、サービスグロース、ビジネスやユーザーの課題解決のための開発など、より良いシステム作りを一緒に進めていくためのメンバーを募集しています。

 

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