元SEがコーポレートエンジニアに転職してみた

こんにちは! 今年7月に中途入社しました、コーポレートエンジニア(コーポレートIT[CO-IT]チーム) のフルセです! 今年も終盤(早いですねぇ、、)ということで、 Enigmo Advent Calendar 2023 の季節になりました!! クリスマスイブである24 日目を担当する私は入社エントリ・振り返りなど中心に自由に書きたいと思います!

なお、この記事が少しでもコーポレートエンジニアに興味がある方や入社を検討してくださっている方の参考になれば幸いです。

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簡単な経歴紹介

私の経歴についてざっくり下記のようにまとめました。

① 新卒でシステムインテグレータ企業にSEとして入社

→ITの基礎知識・技術を獲得! and IT業界の厳しさを痛感、、(大袈裟)

② システムインテグレータ企業を退職

→主にシステム相手の業務だったので、より人と接する仕事がしたいと考え決意

③ 某アパレル商社の情シスへ転職

→培った知識とスキルを活かし新たな業種へチャレンジしたかった!

→情シスが意外と性に合っていることに気づくきっかけに!

④ カナダへ留学

→ずっと挑戦したかった海外留学に挑戦!

→語学はもちろん人との出会いや経験から人生にプラスになった!

エニグモにコーポレートエンジニアとして入社

→帰国後にご縁があり、経験を活かしコーポレートエンジニアとして入社!

そもそもコーポレートエンジニアって何?

コーポレートエンジニアとは?
コーポレートエンジニアとは、企業内のIT活用や運用を担当するエンジニアのことです。

企業のIT環境の変化は著しく、テレワークの普及などによってクラウドサービスの利用も活発になり、SaaS型のID管理や統合認証サービスを利用する企業が増えてきました。そのなかでコーポレートエンジニアは、社内ITの構築・運用をはじめとして、社内業務の課題解決のための企画立案や部門間の調整まで幅広い業務を担います。

もっと詳しく知りたい方は、チームメンバーの記事を読んでみてください! tech.enigmo.co.jp

実際に入社してみて感じたこと

コーポレートエンジニアとして働く以上、社員の方々とのコミュニケーションをかなり重要だと考えていました*1。 しかし、エニグモはリモートワーク中心の会社のため、Face to Face でのお話しする機会が少なくどのように交流の輪を広げていこうか少し不安(そもそも入社直後というのもあり。。)に感じていました。

そんなときに、2M(Monthly Meet-up)*2に参加させていただきました。 そこでは色々な部署や役職の方と分け隔てなくフランクにお話しすることができ、一瞬にして不安が和らぎました。 やはり、新しい環境でのスタートはどうしても孤独感や不安がつきものだと思いますが、こういった交流会があると気持ちよくスタートダッシュが切れますよね!そもそも、こういった交流会を定期的に行なっている企業というのは少ないと思うので、これぞエニグモの良いところだと思っております。

それからというもの、毎月可能なかぎり参加し交流の輪を広げております!(無料で美味しいお酒とご飯が得られることも理由の一つなのですが笑)

2Mについて気になる方は、レポート記事がありますので是非ご覧いただければと! www.wantedly.com

入社してからの仕事とその感想

入社してからのざっくりとした仕事内容とその感想を書かせていただきました!

内容

  • 社内ヘルプデスク対応

    • 内容:PCの故障や不具合、各種ITサービスのトラブル対応等
    • 対応頻度:1〜2件/日
  • アカウント管理

    • 内容:アカウントの付与・削除から数量管理・購入
    • 対応頻度:1〜2件/週
  • IT機器の管理・キッティング

    • 内容:PCやモバイルデバイスの発注・管理・キッティング
    • 対応頻度:10〜20件/月
  • 社内ナレッジの作成・整備

    • 内容:手順書やルールの新規作成・ブラッシュアップ
    • 対応頻度:2回/週
  • 中途入社者向けのオリエン

    • 内容:PCのセットアップ方法の説明、社内ITサービスルールの共有
    • 対応頻度:1〜2回/月
  • 社内不要OA・IT機器廃棄対応

    • 内容:廃棄物回収対応
    • 対応頻度:2回/年
  • カオスマップ作成

    • 内容:社内で利用中サービスを整理と今後導入が必要なサービスの洗い出し
    • 対応頻度(見直し):2回/年

感想

一覧にしてみると、今年は色々なことをやらせていただいたと改めて感じています。 裁量を任せていただいているため、日々にマルチタスクをこなしておりますが、 それもまた自分のタスク管理力や遂行力の向上につながっていると感じます。

個人的にやりがいがあった業務としては、「社内不要OA・IT機器廃棄対応」です。 業者選定から始まり、やりとり(契約締結や回収日の調整など)、社内ナレッジ作成、各方面との連携など、これぞコーポレートエンジニアと感じるようなタスクだったため、とてもやりがいがありました。 それと山積みだった廃棄端末類をスッキリさせることができたという達成感が大きかったですね笑

またタスクとして面白かったものとしては、「カオスマップ作成」です。 初めてカオスマップというものを作成したので、そもそもカオスマップとは?からスタートし、他企業のカオスマップの調査、社内ITサービスの整理、今後導入が必要なITサービスの洗い出しを行いました。その後は、カオスマップをパズルのように作成する大変な作業がスタートし...と、ここでは書ききれないので、詳しい作成プロセスなどは機会があればまた書かせていただきたいと思います。(今回は割愛させていただきます。) それからというもの、試行錯誤を繰り返し、レビューを重ねてやっとの思いで完成させることができました。 結果として、時間をかけて取り組んだからこそ、サービスに対する理解や知見を広くできましたし、社内の課題(足りていないサービス)も炙り出すことができました。とはいえ、まだまだ未熟なカオスマップだと思っているので、これからもっと成熟させていきたいと思います。(楽しみ!)

こんな方に向いているかも(個人見解)

コーポレートエンジニアとしてのキャリアをスタートしたばかりの私ですが、 そんな私だからこそ考えるコーポレートエンジニアにはこんな人が向いているのではないかというのをまとめてみました!

私が思うに下記の3つの要素が肝になってくると思います。

コーポレートエンジニアの必要要素

  • 新しい情報・技術に興味があり探求するのが好きな方(好奇心)

    • 日々進化するIT技術やサービスをいち早く自社へ展開・導入するため
    • 最新の情報に敏感であれば、サービスなどがアップデートされたとしても柔軟に対応することができるため
  • 人とコミュニケーションするのが得意・好きな方(コミュニケーション力)

    • 業務上(問い合わせ対応・情報共有など)何かとコミュニケーションが必要になるため
  • 問題を切り分けて解決することが得意・好きな方(柔軟性)

    • コーポレートエンジニアは企業の多くの課題を与えられるので、一つ一つ解決し柔軟に対応することが求められるため

ここで書かせていただいた3つの要素は、かなり重要なポイントになると考えます。 コーポレートエンジニアの業務は、IT関連の何でも屋のようになりがちだと思っております。 そのためタスクを挙げ出したらキリがないうえ、日々変化します。 そのため、柔軟性はもちろん、社内外連携のためのコミュニケーション力やITサービスに関する知見を広げるための好奇心が重要になってきます。 もちろん、足りてないと感じている要素があったとしても、業務を通じてレベルアップすることは可能だと思います!(私も絶賛レベルアップ中...)

※あくまで個人の見解なのでご了承ください。

最後に

私もまだまだ未熟なので、日々進化するIT技術・情報に置いていかれないよう自己研鑽を続けつつ、 社内の課題を一つずつ着実に解決し、より良い社内環境づくりに励みたいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!


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*1:情シス時代に業務上のコミュニケーションがかなり重要だと理解していたため

*2:毎月月初に開催される社内交流会